中条イシャジャ生息分布調査
   

 イバラトミヨ・水芭蕉の会は、これまで中条町地本地区を中心にイシャジャ(イバラトミヨ)の保護活動を行ってきましたが、中条町における近年のイシャジャの生息状況がわからなかったため、昨年から新潟県ビオトープ管理士会とともに生息分布調査を始めました。
 2004年は乙大日川水系の生息状況を把握するため、10月17日(日)に調査を行いました。調査には、イバラトミヨ・水芭蕉の会のメンバーをはじめ、 新潟県ビオトープ管理士会、五泉トゲソを守る会、加治川ネット21、新潟土(べと)の会、新潟水辺の会の会員が参加しました。 
 調査は乙大日川、菅田川、木ノ芽川で行い、生息生物の採捕と水質の測定を行いました。調査を行った結果 、流れが緩やかな場所の数カ所でイシャジャを確認することができました。その一方、木ノ芽川や、乙大日川と 木ノ芽川が合流した下流の地点ではイシャジャを採補することが出来ませんでした。今回の調査によって、乙大日川水系におけるイシャジャのおおまかな生息状況を把握することができました。
  イバラトミヨ・水芭蕉の会の方の印象では、以前より生息個体数が少なくなっているようで、中条町の河川や水路環境には引き続き注視する必要性を確認しました。


▲ヨシをかき分けの採捕でした


▲採捕した生物の種類や大きさを記録


▲イシャジャがいなかった木ノ芽川

▲調査の後の記念撮影
(報告:五泉トゲソ守る会 樋口正仁)

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