トゲソってどんなお魚?
トゲソは、大きさが4~6cmの小さな魚で、背中に9本前後と脇腹に一対のするどいトゲを持つ淡水魚です。
トゲソとは、五泉市周辺の呼び名で、図鑑などでは、トミヨ属淡水型もしくはイバラトミヨとされています。
トゲソは、夏でも水温が高くならない、流れのおだやかな小川などすんでいます。本州では、水草の生えたきれいな湧水が豊富なところにすんでいることから、湧水の素晴らしさを伝えるシンボルとして知られています。
しかしながら、湧水や清流環境が近年急速になくなり、トゲソは絶滅の危機に瀕しています。このため、環境省では、トゲソも含まれる「本州のトミヨ属淡水型」をレッドリスト(2007年)で「絶滅の恐れがある地域個体群」に、新潟県では「レッドデータブックにいがた」(2001年)では、「絶滅危惧I類」に指定されています。
トゲソのことを詳しく知りたい方は、トゲソ豆知識をご覧下さい。
清流のシンボル「トゲソ」 トゲソの生息地